いとうクルーのブログ

株式会社いとうの社員ブログです。 長野市・上田市・松本市・南箕輪村・文京区本郷、それぞれの地域の社員が日替わりで更新します! お楽しみに(*^^)v

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iOSでプッシュ通知付き独自ドメインメール利用方法

たかむらです。

プロバイダから提供されているメールアドレスや、別途取得した独自ドメインのメールアドレスをiPhoneやiPadで使う場合、パソコンのメールソフト同様15分おきとか1時間おきにメールサーバにメールが来ているかどうかチェックする設定(フェッチ)しかできません。

この方法には大きな欠点が2つあります。

1つ目は「メールが来たことを即座に知る事ができない」こと。
2つ目は頻繁にメールチェックする設定にするとバッテリがすぐに無くなってしまうことがあげられます。

これらの欠点をカバーするにはどうしてもプッシュ通知サービスを提供しているメールサービスを利用するしかありません。

有料サービスのGoogeAppsがそれにあたります。しかし1アカウントが月額500円(年額6000円)しますので、自社メールサーバの運用を気軽にGoogleに移せない組織も多いことでしょう。

そう言う場合にこんな回避方法があります。
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【1】
iOSでプッシュ通知に対応したOutlook.comを使うのです。
まずはじめにOutlook.comでメールアカウントをひとつ作ります。ドメイン名は@outlook.com/@outlook.jpのどちらか。

説明の都合上ここでは

hoge@outlook.com

としておきましょう。(このメールアドレスを取得しようと思っても既に割り当てられていました。実在するようです。)

Webブラウザで http://outlook.com/ に行って hoge@outlook.comでログインします。

右上の歯車のアイコンをクリックし「オプション」を選択します。

「アカウント管理」の「メールアカウント」をクリック。
「送信専用メールアカウントの追加」をクリック。
ここで、相手に届くメールに表示されるFromアドレスを入力します。
たかむらでしたら 「高村和則 takamura@itoh.co.jp」 と表示されるようになって欲しいので

名前:高村和則
メールアドレス:takamura@itoh.co.jp
パスワード:ほげほげ・・・

このあと「詳細オプション」をクリック。

送信(SMTP)サーバ情報の入力です。
Outlook.comのSMTPサーバを利用してメール送信する事も可能ですが、この頃は迷惑メール対策の為メールサーバの信用度によりメール受付拒否をする組織もあります。その為ここはプロバイダから提供されたsmtp-auth情報を入力しプロバイダのsmtpサーバを使ってメール送信することにします。

サーバのアドレス: smtp.hogehoge.com ポート:587
SSL/TLSの有無
smtp-auth id: id
smtp-auth password: hogehoge

次へをクリックするとsmtpサーバの設定を確認しにいきます。

受信トレイに一度戻り、再度右上の歯車アイコンから「オプション」を選択。
先程と同じように
「アカウント管理」の「メールアカウント」をクリック。

ここで既に先程作成した送信専用の takamura@itoh.co.jp が「追加済みのメールアカウント」として表示されている筈です。

一番下にある「規定の”差出人”アドレス」「高村和則(takamura@itoh.co.jp)」に変更して受信トレイに戻って下さい。
ここ大事なポイントです。
かつてGmailにもこの設定がありました。PCのWebブラウザでGmailを使うと受取手にはFromがちゃんと変更後のアドレスになっていましたが、iPhone/iPadではこの設定は反映されませんでした。

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【2】
次に takamura@itoh.co.jpを収容しているメールサーバ側で takamura@itoh.co.jp 宛に来たメールを hoge@outlook.com に転送するように設定しておけば取りあえず設定終了です。

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【3】
最後にiPhone/iPadのメール設定です。

「設定」-->「メール/連絡先/カレンダー」をタップ。
「アカウントを追加」をタップし「Outlook.com」を選んで下さい。

メール:hoge@outlook.com(outlook.comで取得したアドレスを指定して下さい。)
パスワード: ほげほげ
説明: takamura@itoh.co.jp(Outlook.com経由)

これを入力して「次へ」をタップしiOSで必要な「メール」「連絡先」をONにして終了です。

「データの取得方法」はデフォルトで「プッシュ」になっている筈です。

「通知センター」の設定も見ておきます。
「通知センター」内の「メール」をタップすると下部に先程設定した「takamura@itoh.co.jp(Outlook.com経由)が居るはずです。それをタップします。

「バナー・アイコンバッジ表示」「ロック画面に表示」「プレビュー表示」をON。
「通知音」を何か決めておけば、takamura@itoh.co.jp宛にメールが届けばすぐに通知音が鳴りますし、iPhoneのメールアプリで送信すると受取手には「From: takamura@itoh.co.jp」から来たメールとして表示されます。

めでたしめでたし。

会社のメールアドレスをiPhoneで使う方法

たかむらです。

最近のスマートフォンの普及により小さなパソコンを持ち歩くような感覚になりました。
こうなると日頃仕事で使っている会社のメールをいつでもどこでも読み書きしたいと思われる方もいらっしゃることでしょう。

技術的には何の問題も無く可能なのですが、会社のメール(アドレス)は会社の資産であり、それよりなにより顧客情報や個人情報の宝庫でもあります。 仮にパスコードロックも掛けていない状態のスマートフォンをどこかに紛失しちゃったりすると社業に損失を与えるような結果になり、その責めを個人が負わなければいけなくなる可能性だって否定できません。

そんな訳で会社ドメインのメールをスマートフォンや個人所有のPCで読み書きする場合は、会社や組織毎のルール(例:電子メール利用規程・電子メッセージ利用規程・情報セキュリティに関する規定など)を事前にお確かめください。

組織によっては電子メールと言えども組織外に転送を禁止しているところもあります。
スマートフォンやPC紛失時の遠隔ロックや遠隔データ消去の仕組みとセットでルールを定めている組織も多いはずです。

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「iPhoneで使う」とことさらに書きましたが、恐らくAndroidでも同様だと思われます。Gmailを使うのでGoogleが作ったAndroidが対応していないワケがないと思います。(Andoidを所有していないので動作確認できていません。)

【やりたいこと】
takamura@itoh.co.jp宛に届いたメールをGmailへ転送し、GmailにIMAPで取りに行き、Gmailからメール送信。その時のFromアドレスがtakamura@itoh.co.jpになるようにする。


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