たかむらです。

受信したファックスを別のところに転送してしまう・・・ この機能も最近の複合機では標準的に備わっています。
 
受信したファックスを別の電話番号のファックス機に転送できるのはもちろんのこと、転送先にメールアドレスを指定することも可能です。 つまり受信したファックスをを自動的にPDFファイル変換しメール添付して転送送信してくれると言う寸法です。

これの何が便利なのかと言うと、特にSOHO利用の場合、iPhoneなどのスマートフォンやタブレットを持ってさえいれば外出中にファックス着信のお知らせを受け取り、ファックスを受信することが可能になるわけです。

こんな仕掛けさえ有れば、いちいち事務所に帰ってファックスを確認したり、オフィスに電話してファックス到着を事務担当者に確認してもらう作業が不要になります。

勿論メールですから、受信ファックスを複数人に同報メールする設定だって朝飯前にカンタン。

さらに受信ファックスをメールで転送できる・・・となれば昨日書いたEvernoteに受信ファックスをそのまま記録・保管もできちゃいます。

これは特にオフィスにある程度の人数がいる会社の場合、受信ファックスの紛失防止になります。 紙は風で飛んじゃって紛失しちゃう事もありますし、他の書類に紛れて無くなっちゃう事だってありますから。

電子メールが普及してきてファックスの重要性や利用頻度も昔ほど高くはなくなった感もありますが、放っておいても紙が出てきて嫌でも視野に入るプッシュ型のメディアとして、まだまだこの世から消えて無くなる事はないでしょう。 特に電子化が遅れてしまった中小企業間の流通連絡(受発注)には今だに現役バリバリの感すらあります。