ここ何年も続いている気がしますが、クリスマスの頃と年末年始の頃に必ず寒波がやってきて、大雪が降っているような気がします。
そもそも冬の天気は、1週間サイクルで変わることが多く、大抵クリスマスに冬型になり、大雪が降ると、次の寒波は正月あたりになるようです。
長野県も、地域により雪の降り方は相当違います。
長野県の北部で雪の量の境となるのが、この山です。
これ以外でも雪の量と降り方を分ける山が多く存在しますが、積雪量の差が比較的大きいのはこの山ではないかと思います。
これは、高社山といい、標高は1,350mほどで、長野県の山の中ではそれほど高くありません。
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この連休は長野県の北部から新潟県にかけて大雪が降りました。
この写真は中野市方面から撮ったもので、ちょうど反対側は飯山市や野沢温泉村といった豪雪地帯となります。
実際にこの山の北側(撮影場所の山を挟んで反対側)では、一晩に1mを超える積雪がありましたが、こちら側では精々30cm程度でした。

日本海で発生した雪雲は、新潟県の上越~この高社山~志賀高原などの上信越の山々を超え、関東地方に入りその間に雪を降らせます。関東平野に達するころには水分がなくなり、乾燥した寒風になってしまいます。

この写真のあたりも今回の冬型では思っていたほど積雪量は少なかったですが、それでも累積で1m以上にはなります。